Webサイトの運営をしていると記事の検索順位が急激に下がってしまう事があります。
ここではそんな場合に考えられる原因と対処法について解説していきたいと思います。
対処法が分かっていれば根本的な解決だけでなく精神的な安定も得られるものですので、ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
記事の順位が下がってしまう原因とは?
記事の順位が下がってしまう原因は細かく考えると非常に多いのですが、大きく分けて次の通りです。
- Googleのコアアルゴリズムアップデート。
- 競合サイトに抜かれた。
- 自分のサイトの被リンクが外れた。
- 特に理由が見当たらない。
以下、これらの原因ごとに対策を解説していきます。
1.Googleアップデートで記事の順位が下がった場合の対処法
Googleのコアアルゴリズムアップデートで自分のサイトの記事の順位が下がってしまった場合、アップデート開始から2週間は何もするべきではありません。
アップデートは2週間程で完了しますが、その間はすべての検索順位が不安定であり、対策が立て難いからです。
一度下がったように思えた順位が2週間経過すると復活してくる場合も中にはありますので、落ち着いて見守るのとTwitterなどで情報収集をしておきましょう。
2週間経過後に順位が落ちているようならTwitterなどで収集した情報を元に対策をとっていきます。
この対策内容もアップデート内容によって異なりますが、例えば「低品質な被リンクが付いているサイトの順位が落ちたらしい」という事が情報として確からしいという事になれば、それに応じた対策をとっていく事になります。
しかし、実務上では「今更それを言われてもどうしようもない」という場合もあり、そのような場合は(状況が許すのであれば)ドメインを引越しするのが良いでしょう。
Google のコア アップデートについてサイト所有者が知っておくべきこと
2.競合サイトに抜かれて記事の順位が下がった場合の対処法
競合サイトに抜かれたので自分のサイトの記事の順位が下がってしまった場合ですが、まず自分のサイトを追い抜いた競合サイトを特定します。
GRC等の検索順位チェックツールを使用しているのであれば非常に容易にわかるでしょうし、仮に手動のチェックでやるなら大体でもいいのでとにかく、キーワード別に自分を追い抜いたサイトを列挙していきます。
列挙する数はケースバイケースですが、筆者の場合はどんなに多くても10個以内です。
(数十個の競合サイトに抜かれてしまった場合、対策よりも他のキーワードで戦った方が合理的だからです)
大体の場合、2、3個以内で済みます。
列挙された競合サイトには順位上上昇に関する何らかの要因があるはずです。
多くの場合、最新情報が追記されている事が多いです。
他にも
- 著名人やキーワードに関係ある人物のTwitterで記事が拡散されていた。
- 被リンクが増えていた。
というような要因などが考えられます。
まずは、自分のサイトを抜いた競合サイトと同じかそれ以上の施策を自分のサイトに行い、様子を見ましょう。
3.自分のサイトの被リンクが外れて記事の順位が下がった場合の対処法
自分のサイトへの被リンクが外れてしまうと、外れた被リンクの強さによっては記事の順位がガクっと下がってしまう事があります。
被リンクはそれほど重要なランキングシグナルなのです。
対処法としてはリンクを外した被リンク元に再度リンクを貼ってもらうよう依頼しましょう。
今までリンクを貼ってくれていたのであれば、今回のリンク切れも事故的なものである可能性も十分ありますので、応じてくれる可能性は高いです。
もし、その被リンク元が再度のリンクに応じてくれない場合は次のような対策を取ります。
- 下がった記事のコンテンツの内容をさらに充実させる。(「コンテンツゴリ押し」)
- 同程度のドメインパワーを保有するサイトに下がった記事へのリンクをお願いする。
ちなみに被リンクが外れたかどうかは、エイチレフスなどの被リンクチェックツールでチェックするのが必須になります。
エイチレフスが高額だという場合はウーバーサジェストでも同内容の機能があるので、そちらでも良いでしょう。
4.特に理由が見当たらない場合の対処法
特に何の理由もなく自分の記事の順位が下落する場合があります。
これは本当に意味不明ですが、残念ながら時々発生してしまうのです。
多くの場合は放っておくと、数日以内に順位が戻ってくれる事が多いですが、戻らなかった場合の対処法について触れておきます。
まず、冒頭の導入文を少し書き換えましょう。
不自然ではない程度にキーワードを意識してちりばめましょう。
そして、記事全体の内容を包括して述べているような形式の導入文にします。
書き終わったらGoogleサーチコンソールでインデックス登録を行います。
これで順位が戻る事はかなり多いです。
また、記事本文中の加筆も重要。
本文への加筆は順位向上につながっても、順位下落の原因にはならない事がほとんどなので、積極的に行っていきましょう。
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