プログラム

SQLとは 〜用語解説〜

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SQLはリレーショナルデータベース(RDB)を操作するためのデータベース言語です。
データベースにデータを挿入したり、データを検索したりする際に利用します。
データベースには数万〜数百万件ものデータが保存されていますが、SQLを使うことで効率的に操作・制御をすることが可能になります。

ではSQLの3つの特徴を詳しく解説して行きます。

1.SQLは、データベースを操作するために必要な「データベース言語」

先ほどから「データベース」という言葉を使用していますが、このデータベースとは「ある特定のテーマで集めたデータの集合体」を格納したボックスのようなものだと思ってください。
そのボックスに格納されたデータを、特定の条件で検索したり、データの追加、更新、削除などの操作をするためには、「データベース言語」という専用の言語を使用します。
SQLとはその「データベース言語」のことです。

※データベースについてはこちらの用語集にて解説しています。

2.SQLは、「RDB」という種類のデータベースを操作する

「SQLはデータベース言語」をもっと詳しく言うと、「SQLはRDBという種類のデータベースを管理・操作するための専用言語」となります。
データベースにはいくつかの種類があります。
データ構造やデータの関連付けの違いによってその種類が分かれていますが、ここではSQLはRDBを操作する言語と覚えてください。

 

3.SQLはデータベース言語であり、プログラム言語ではない

上記でSQLはデータベース言語と説明しました。データベース言語はプログラムを動かすことができません。
プログラムを動かすのはプログラム言語といい、例えばHTMLやCSS、JavaScript、Phythonなどがあります。

SQLは国際標準化されているため、さまざまなデータベースで利用できます。
有名なデータベースとしては、Oracle、MySQL、PostgreSQL、SQLiteなどが、いずれもSQLで操作可能です。