私たちは生活の中で必ずITに関わっています。
よく「IT業界で働いています。」というサラリーマンをTVの街頭インタビューなどで目にしますが、
IT業界とは一体どんな仕事のことを言うのでしょうか。
Webを携わるには知っておく必要がありますので、今回は数記事に分けてIT業界について簡単に解説していきます。今回はVol.1ということで、「BtoBとBto Cを知ろう」というテーマにしました。
業界では当たり前に使うBtoB,BtoCとは?
IT業界を含むマーケティングを行う全ての業界ではBtoB、BtoCに当てはまります。そしてこの2つの用語は当たり前のように使われますので、簡単に説明します。
BtoBとは
BtoBは「Business to Business」の略で、企業が企業向けにサービスを提供することです。 企業間の商取引、法人顧客相手のビジネスのことを言います。
BtoBの主な特徴
- 取引金額(商品価格)が高い。
- 決済に関わる人が多い。購買決定までに多くの部署や人が関わる。(ex:上司の許可や、購買部や経理部の承認など)
- 勾配決定に時間がかかる。(ex:稟議書を回す、相見積もりをとるなど)
- 検討される項目は多く、論理的に判断される。
- 費用対効果、客観的に説明できる情報、企業の信頼情報など、決定に影響する情報は多い。
- BtoC企業と比べると顧客数は少ない。
BtoCとは
BtoCは「Business to Consumer」の略で、企業が消費者向けのサービスを提供することです。スーパーやコンビニ、家電量販店など日常生活で行われる取引のことで、消費者を相手にしたビジネスです。
BtoCの特徴
- 商品の価格はBtoBに比べて少額。
- 購入に関与するのは個人のみか、複数いても少なめ。
- 購入までの時間が短い。ただし家、車などの高額商品の購入はBtoBのような取引に近くなり時間がかかる。
- 購入者と意思決定者は同じであることが多い。
- 検討される項目は基本的に少なく、感情で判断される。
- 感情に訴えるような情報や物語は、購入決定に影響しやすい。
- BtoBに比べると、一般的に顧客数は多い。
- テレビCMや新聞、雑誌などマスコミ媒体向けの広告、企業や商品ブランドを高めることは重視される。
- SNSを使った口コミやインフルエンスマーケティングも多い。
BtoBとBtoCを比較
BtoBとBtoCは取引相手の種類別にビジネスモデルを分類します。分類する上でBtoBとBtoCの違いをしっかり理解しておきましょう。
今回のまとめ
さて今回はBtoBとBtoCのそれぞれの概要と特徴、そしてそれぞれの違いを解説しました。
Webを通じてBtoBやBtoCで取引をすることがかなり多くなっています。
ECを含むWebサイトやWebサービス、インターネット広告など様々な方法でBtoB、BtoCに関わっていきます。
この2つの用語はマーケティングをする上で必ず出てくる言葉ですので、
聞いた時にパッと意味がわかるようにしておきましょう!
今回はIT業界のお話というよりはマーケティングの入り口のお話でしたが、
次回のVol.2からはIT業界についてお話していきますよ!要チェック!
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