インターネット・Web業界についてもっと学ぼう!vol.1 この業界の主な業種とその違いを解説!

インターネット・Web業界はIT業界の中にある「Webサイト制作」「Webサービス事業」「Webメディア運営事業」などを行う企業の総称です。
IT業界に内包される一分野であるインターネット・Web業界はどんな仕事があり、どのような職種があるのか、ここで解説していきます。

インターネット・Web業界の主な業種

Webサイト制作

企業やお店などのWebサイトの構築や運営を担う業種です。
Webサイトの種類としては、コーポレートサイトやサービスサイト、ECサイト、採用サイト、ランディングページ(LP)、オウンドメディアなどがあります。

Webサービス

Webサービスとは、ネットワーク上にある異なるアプリケーション同士を連携させる技術のこと、またはそれを適用したサービスを指す言葉です。
具体的には、ソーシャルゲームやSNSなどWeb上でサービスを展開する業種です。
Webサービスは大きく分けると8つに分類されます。

Webサービスの種類特徴代表的なサービスの一例
SNSインターネットを使用したユーザー同士が交流できるサービス。Twitter , Facebook ,
ソーシャルゲームSNSをプラットとするゲーム。パズル&ドラゴンズ
ポータルインターネット利用の入口となるWebサービス全般。Google , Yahoo!
Web広告インターネット上の媒体に掲載される広告サービスリスティング広告 , SNS広告
eコマースインターネットを通して売買や契約を行う取引形態のこと。Amazon , 楽天市場
キュレーションインターネット上の情報を集めて編集し、まとめるサービス。食べログまとめ ,NEVERまとめ
eラーニングPCやスマホを利用して電子化した学びを得られるサービス。Udemy , スタディサプリ
電子書籍小説、漫画などが電子データ化した書籍を購読できるサービス。コミックシーモア , BookLive!
Webサービスの種類とその代表的なサービスの一例

WebサイトとWebサービスの違い

ページ上での行動が違う

Webサイトの場合
コーポレートサイトやランディングページなどのWebページでは、ページを訪れたユーザーがサイト上でとる行動は基本的にページの閲覧のみです。

Webサービスの場合
Webサービスでは、ECサイトや旅行サイト、SNSなどにユーザーが訪れた時に取る行動は、サイト上やサービス上で検索や商品の購入、予約などができます。

解決する課題の対象者が異なる

Webサイトの場合
クライアントが抱えるビジネス課題、「知名度をあげたい」「問い合わせを増やしたい」などを解決します。この課題はWebサイトを作成する企業側にあります。

Webサービスの場合
ユーザーが抱える課題を提供するサービスによって解決します。「電話予約だけではなくWeb上で簡単に済ませたい」「お店に行かなくても、ネット上で買い物がしたい」などの課題はユーザーが対象です。

マネタイズ(収益化)

Webサイトの場合
Webサイトは顧客を得る、売上につながるきっかけにはなりますが、Webサイト単体で収益を得ることはできません。基本的に情報を提供することが目的なので、どのようなサイトにすれば、商品や事業への認知・理解を促せるかを考え、構築・設計・制作するかが重要です。

Webサービスの場合
Webサービスはその単体で収益を得ることが可能です。
Webサービス自体が立派な事業にしている企業もありますし、広告収入、サブスクからの収入など様々な収益も見込むことができます。
そのためしっかりとマネタイズ計画と設計が重要となってきます。

制作期間と制作費用

Webサイトの場合
制作期間は CMSなどを利用すれば、早くて1週間ほど、費用も10万ほどでできます。もちろんサイトのページが多かったり、規模が大きくなると制作期間は長くなり、費用も100万を超えてきます。また運営なども制作会社に依頼するとランニングコストがかかってきます。

Webサービスの場合
制作期間は短くても3、4ヶ月以上かかるでしょう。また費用はWebサイトの10倍ほどかかってきます。もちろんサービスの機能や構造などで期間や費用の変動はあります。平均的には800〜1000万円ぐらいと言われています。

今回のまとめ

インターネット・Web業界はかなり奥が深く、一つ一つを深掘りするとかなり時間がかかります。Webサービスの種類のところはサラッと表で紹介しましたが、単語帳ではしっかり簡潔にまとめていますので、リンクから飛んでチェックしてみてください。
次回は『インターネット・Web業界についてもっと学ぼうvol.2 Web業界の職種は何がある?』です。
次回はこれからメインで教えていきたい内容もありますので、しっかりついてきてください。
今回もありがとうございました。

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