前回まではインターネット・Web業界について深掘りしてきました。
その業界の中の業種でWebサイト制作がありましたね。
Webサイトとはいってもたくさんの種類があり、いくつかのタイプに分けることができます。
今回はWebサイトのタイプを簡単に解説していきたいと思います。
今後Webサイト制作に携わりたい方は、かなり重要ですし業界でも何回も出てくるワードが
バンバン出てきますので、しっかり覚えましょう!では行ってみよう!
目次
Webサイトのタイプ
以前記事の中でWebサイトの種類として簡単に紹介はしましたが、今回はそれをより詳しく解説します。
Webサイトのタイプにより目的やそのサイトの役割が変わってきます。
コーポレートサイト
コーポレートサイトとは
コーポレート(corporate)は英語で企業という意味があり、直訳するとそのまま「企業サイト」となります。
その名の通り企業の公式サイトのことで、企業の顔となり、名刺代わりにもなるとても重要な存在です。
制作する目的
主に会社の概要や沿革、事業内容や企業理念など「ブランド認知」「イメージ向上」「信頼の獲得」を目的とし、ユーザーがその企業を調べる際に必要な情報を提供できるようなサイトにします。
掲載するコンテンツ例
- 会社概要
- 商品の案内
- サービス内容
- 実績一覧
- 代表挨拶
- スタッフ(社員)紹介
- お知らせ
- お問い合わせ
- 採用情報
サービスサイト
サービスサイトとは
ある企業がオンライン上で特定の商品やサービスを提供するためのサイトのことを指します。 サービスサイトにはECサイト、転職情報サイト、配信サイト、不動産サイトなどがあります。
サイトでユーザーをゴールに導く必要性からUI/UXが特に重要となってきます。
制作する目的
サービスサイトは企業のサービスや商品のより深い認知や理解を促進させること、新規顧客を獲得することを目的としています。
最終的に購買や問い合わせを目的とするため、競合企業との差別化が必要となりますので、そのサービスや商品の事例を掲載しておくとユーザーのゴールのイメージがつきやすくなります。
掲載するコンテンツ例
- サービス・商品の説明(画像や価格など)
- 購入・お問い合わせフォーム
- カスタマー(お客様)の声
- 取引実績
- サービス導入事例
オウンドメディア
オウンドメディアとは
自社の情報を発信するメディアサイトのことです。ブログやニュースなど、より積極的なマーケティングを担っています。また記事コンテンツで情報を発信することで、自社のブランディング効果が期待されます。ユーザーにとって魅力的なコンテンツを提供し続けることが重要となり、中長期的な売上の工場に役立ちます。
制作する目的
オウンドメディアは自社の情報発信するアピールの場となるため、自社の認知と理解、自社の信頼獲得、顧客の獲得、売上向上などの目的で製作されます。
掲載するコンテンツ例
- ブログ(記事)コンテンツ
- ニューストピック
- お知らせ
- ホワイトペーパー(事例報告)
ランディングページ(LP)
ランディングページとは
ランディングページ(Landing Page)を略してLPと呼ばれ、ネット広告のユーザーの入り口となるページのことです。特定の商品やサービス向けに製作され、ユーザーのページ離脱を防ぐために基本的に1ページで完結させるケースが多いです。
実績に直接影響するためコンバーション施策や対策が重要となります。
制作する目的
商品やサービスを購入してもらうことを目的としています。1ページで完結するページで正確にターゲットにピンポイントな情報を載せられるか、その情報から最終的に商品購入に誘導できるかが重要となってきます。
掲載するコンテンツ例
- 商品・サービス情報
- 利用者の声・メリット
- 従来品(サービス)との比較
- お問い合わせフォーム
- 商品購入ページ
- 予約フォーム
プロモーションサイト
プロモーションサイトとは
プロモーションサイトとは、商品やサービス、イベントへの認知度を拡大・向上させるためのページです。
長期に渡ってプロモーションを行う場合もありますが、基本的には「新商品として売り出す期間のみ」などの決められた期間限定で公開されることが多いのも特徴です。
制作する目的
プロモーションサイトの主な目的は認知度の向上による集客や売上向上であり、消費者に対して商品やサービスなどを宣伝する広告の役割を担っています。
掲載するコンテンツ例
- 商品・サービスの情報
- 制作者の声
- 制作の経緯
- お問い合わせフォーム
- エントリーフォーム
- 商品購入ページ
- メディア(動画、画像)
外部サービス利用サイト
SNSや外部ポータルサイトに企業ページを解説するなど、最近流行しているサイトの一つです。動画サイトやSNSに自社アカウントを設立し、外部サービスサイトから自社サイトにリンクできるようにすることも可能となり、幅広い顧客獲得を目的としています。
イントラネット・エクストラネット
企業内で利用するネットワークサイトで社員専用ポータルサイトや部門サイトなどをイントラネットと言います。
また、企業間や協会内で接続する場合のサイトをエクストラネットと呼びます。
今回のまとめ
今回はサイトのタイプ(種類)を解説しました。この記事では7種類を紹介しましたが、細かく分けるともっと多くのサイトが存在します。サイト制作において、クライアントがどのような目的でどんなサイトを制作したいのかをヒアリングし、サイトの種類を選定できるようになっておきましょう。
クライアント企業が自社の認知をしたいのか、集客に繋げたいのか、売上に繋げたいのかで作成するサイトが変わりますので、「誰のためのサイト?」「何のためのサイト?」を明確できるようにしてくださいね。
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